今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります 傑作になれるポテンシャル

 

勝ちにイケるが読み終わってからダイレクトに来た気持ちです。正直、確かにこの巻で充分というかとても楽しめたんすけど。それよりも今後の期待値のが非常に高いです。コレは。。。もしかしたら、傑作になるんじゃないか???みたいな。続きを楽しみになれる。そんな期待が深く心に刻まれたぜい。

 

凄く確実な褒めポイントなのですけど、序盤の分からないところが凄く秀逸で。上手さ、技巧派?みたいな気持ちが大きいです。ソレは物語の分からないところが面白い。キャラの関係図、物語の今後の運び、キーアイテムの存在等がマジで分からない。その分からないが確実に作品の展開の興味となり、そこであっ上手いと思いました。

 

正直、この作者は既存作を読んでヤケに固い文章と展開がのっそりしていて、マジで今後読まないだろうなぁから。ココまで、おっ面白い!!となったから。まぁそんなに一作で判断できるもんじゃないなぁと。この作品でも展開云々ではなく、やはり文章が固いんだけど、前回のような読みづらさを感じる気持ちは無かったなぁ。前作に比べて一文が短く感じた?ソレが良かった??分からんけど。

 

物語の中盤でひとまずの種明かしからそこから更に物語と登場人物の関係が変動していくんすけど、そこに読みづらさは無く、自然に楽しめてた。ソレは多分登場人物の感情とストーリーの進行が良い感じで重なっていたから。だと思う。物語を途切れず非常に楽しめた。感情と物語が一致していた。そんな感じ。

 

かなり期待が大きいです。勝ちにイケるぞと感じさせる傑作を読んでしまったのかもしれん。。。イッケーーーーーーー!!!!!期待値込みの最高得点でごんす。