筺底のエルピス オールタイムベストに猛然と殴りかかる超激アツ傑作

 

 

 

梅雨が明けたら炎天下。それはそれで辛いな。

 

筺底のエルピスを全巻読みました。超傑作だから読みましょうや。兄ちゃん姉ちゃん。リーマン。ギャル子キャル夫くん。父ちゃんも。母ちゃんも。みんな。みんな読んでて感じっすね。

 

筺底のエルピス自分は2巻で3回挫折してたんすよね。どうも固い印象を受ける文章が自分に合わなくて。けどふとしたきっかけでエルピスを読むのを再開する事になり、4回目の正直。というかあとちょっとのところまで読み進めてたら、そんな3回も挫折するこたぁ無かったじゃんて感じ何スよね。それくらい肌に全開でピリリと効いてくる傑作。山椒以外でもピリリとて擬音使っていきましょう。具体的には豆板醤あたりにも。

 

まぁ内容には触れません。というか自分よりも魅力を面白く語れる人が探せばたくさんいるんでいーかなと。と言うのも最近、じわりじわりとTwitterとかでエルピスの感想を発してる人が増えてる印象を感じる。誰かが楽しいという気持ちの熱が。他の誰かに伝わる。そしてそれが他の誰かへと。てな感じで。最初は自分の見える範囲のものでしょ?と思ってたんすけど。それでもじわりじわりと熱が伝導されるのを日々眺めてる。それはそれで楽しい。

 

自分から言えるのは。エルピスマジの激アツ傑作だったので、楽しいんで読みましょ。読みましょ。デスね。どれくらい傑作てのを自分の尺度で説明すると自分の中のライトノベルのオールタイムベスト。特にトップ3はずっと不動で、さすがにコレを超える作品に出会うのは相当。中々。本気でムズいよて3作がある。テスタメントシュピーゲルブギーポップとグラスハート。

 

 

特にテスタメントシュピーゲルは以前もブログで書いたけど。コレを超える作品は絶対に今後出会わないてくらいに好きな作品。宇宙で一番好きな作品。この3作はマジで不動の三種の神器くらいの別格な作品。

けどもエルピスは届いちゃったのよねぇ。神に。

巧みな情報の取捨選択で夢中にさせられるストーリー。伏線の巧みさ。スケールでかくてパワフルな力強さがあるストーリーと読者を夢中にさせ続ける丁寧さを感じさせる物語の運びが同居している。作者のオキシタケヒコの凄みが十二分に伝わる超傑作でした、筺底のエルピス。マジですんごいのよ。メラメラさせられるし。炎が灯るのよ瞳に。メラメラ燃えていくのよ。バーニング。

 

そんな超傑作だったのでマジで自分自身も熱くなり。物語が進むとそれがどんどん加速し、加熱させられ。自分の中のオールタイムベストな作品に猛然と殴りかかっていく。それは上でも行った不動の3作にも届くくらいに。熱い。マジ半端ない。マジヤバい。そんな作品ッスね。

 

結果、やはり今んとこ宇宙一のテスタメントシュピーゲルには届かないけど。グラスハートやブギーポップと同格くらいに好きな作品になりました。LOVE。コレは自分の中のでは中々有り得ないことなんすよねぇ。

 

自分に言える言葉は、筺底のエルピスはマジ激アツ傑作何スよね。面白いの尺度は人それぞれですので絶対に面白いョと言うのは誠実さに欠ける気がして言う勇気は無いのだけれども。けど。けど。筺底のエルピスは読まないより読んだ方が絶対に良いに決まってる、そうに決まっているという言葉は最大限の誠実ストレートアッパーで色んなライトノベル好きを屠って参りたいそんなお気持ちです。

 

燃え上がろうぜい。筺底のエルピス。面白いぜい。超絶な。

 

さよなら。ばいばい。また明日。お幸せに。