ライトノベルオールタイムベスト 再検討結果(20207月現在)

 

おまけ 考えてるところ

 

宇宙一面白いライトノベル知ってると聞かれたのなら?私はシュピーゲルシリーズだよと答える

 

 

宇宙一面白いライトノベル知ってますか?聞かれたことありますか?私は無いです。ちなみに聞かれたのなら即、冲方丁シュピーゲルシリーズだよと答えられます。そーゆー生き方をしてきたので。

 

冲方丁シュピーゲルシリーズ。冲方丁が最後のライトノベルと銘打って始めたシリーズ。一つの舞台、文化遺産とか何のかんのが、ごちゃ混ぜにオーストリアを舞台に。身体が欠損してる少年少女が代わりに義体を上げるよ、その代わりに戦ってね!働いてね!!頑張ってね!!とマジでそんな事があって良いの??ていう設定。オイレンとスプライトで二つの物語から一つの物語に迫る。そして最終的には両主人公達が集結して戦う最終シリーズテスタメントシュピーゲル。ともかくマジで面白い。マジのマジで宇宙一。伏線、構成マジで凄いのよ。あと発想。

 

宇宙一の理由はけっこうあって。

 

まずストーリー。

様々な敵勢力、様々な問題、時には時事であった事件等を引用?そこから着想して出来た複雑なストーリー。ソレをオイレンとスプライトの両方で進行させる。破綻のない緻密さと大胆なというかすんごいスケールの物語が併せ持ってる。精密機械かつホームランバッター。バントもできりゃホームランも打てるし。下手したら150キロの豪速球投げられもするし、変化球も全部使えるみたいな。マジで冲方丁、どうやってこの物語を思いついたの?と思いついても書けるの?かいちゃったよ。。。じゃあ面白いわね。。。。最高に。となる。

 

次に文章。

本作では、まぁ何か上手いこと説明できないんすけど、記号とかを多用した独特な文体、クランチ文体で物語が綴られてる。このクランチ文体がオイレンとスプライト各1巻の時は、けっこうどぎつい。正直、自分も初めての体験だったからしんどかった。けど、冲方丁は凄いのよ。どんどん使いこなして洗練されてくのよ。そしたら情報量とスピード感、さらに複数の視点から物語を描けるとか。とにかく心地よい、尚かつ面白い。そんな文体になってきます。シリーズ後半のテスタメントシュピーゲル2上下あたりで最強の文章になってる。

 

キャラクター

ざっくばらんに言うと。ざっくばらんに言い過ぎるとかなり可哀想な主人公達。かなり可哀想な環境。だけどそんな中でも懸命に藻掻く少年少女はイケてると思うし、何かそんなんだから世界も救えそうと思っちゃう。シリーズ最終作テスタメントシュピーゲル3上下では私たちは大丈夫という言葉が繰り返されるんだけど。おっおう。。。あんたらなら大丈夫だよね。。。思っちゃうそれくらいのヤバい状況をいつもギリギリで乗り越えてきた主人公たちならやれる。やれるっテバヨて感じっす。最終的にこの物語でそんな綺麗なエピローグで良いの?て位のLOVEとかロマンスとか終わる結末には良かったね。。。となる。最後はロマンスが勝ちます。

 

けどそんな上で上げた魅力がマイナスの側にいってしまうのも分かる。ストーリーは暗いしごちゃごちゃしてるし。クランチ文体は初期は読み辛いし。主人公たちは可哀想だし。それで受け付けない人がいるんだろうなぁと言うのも理解できる。

 

けどやっぱり自分の中では宇宙一だ。宇宙一面白いライトノベルだと思う。今後、どんなに面白いライトノベルに出会ってもシュピーゲルより面白い作品には出会わないんだろうなぁと思っちゃう。面白過ぎて鳥肌たっちゃたし。

 

そんなにも好きな作品だから。きっと誰かが手に取り夢中になって読んで面白い!!と叫んでるのを見れたら幸せだな。とも思っちゃう。

 

シュピーゲルシリーズは宇宙一面白いライトノベルです。

恋に至る病 読みました

 

恋に至る病 (メディアワークス文庫)

恋に至る病 (メディアワークス文庫)

 

 

読んでる最中、ずっとイライラしてムカムカして読んでた。こーゆう物語がめちゃくちゃ嫌いでめちゃくちゃ許せなくて。本当の本当に大嫌いだ。ざけんじゃねえし、なめんじゃねえよとよく分からん怒りが最初から最後までずっとあった。

 

けどとても面白かった。て事実は上記の感情が事実であったとともにそれも同じである。

 

シャセンドーユキ。本当にとても嫌いでとても面白い作家て自分の中のポジショニングが深く、さらに深くめり込んでいく。もっとやれ。もっとイラつかせろ。だけどとても面白いのよ。

ガブリエル ガルシア・マルケス エレンディラ 読みました

 

エレンディラ (ちくま文庫)

エレンディラ (ちくま文庫)

 

 

何だか分からんが、ともかく面白いのは全然分かるってパターンのソレ。表題作でも祖母と行く売春行脚の旅の中編はおもろかったし。他の短編もどこかおかしみが面白かった。おもろいのよ

 

凪良ゆう 流浪の月 読みました。

 

流浪の月

流浪の月

 

 

傑作です。とても面白かった。物語のストーリーにとても強い引力を感じた。最初、読み始めてこの物語はきっと共依存の物語なんだろうなぁと思ったけど。そうであって、そうでなかった。理解出来ないこと、伝わらない事、分かり合えない事、繋がりたい事、繋がれない事。色んなもどかしさがとても面白い。

 

作中何度も繰り返される言葉がいくつかあって、それはこの物語の大切なものなのかもしれない。

 

けど、それよりラスト間際の変わらないものなんてないしね。というサラッとシンプルな台詞がこの物語の全てなんじゃないかと勝手に思う。誰かと歩んいく。そうして変わっていく、否が応でも。とても素晴らしいです。

 

カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています 2 不穏で誠実なスパイスガールズ

 

めちゃくちゃ面白い。ラブコメや青春モノには、不穏さてのが必要なんじゃないかなぁと考えてるんすけど、いやだ。。。不穏だわ3ヒロイン全て不穏だわ、そして登場人物は誠実だわ。物語にスパイスかかる不穏なガールズ。誠実さて分からなくなるよね。

今回は、女友達キャラの掘り下げだけど、おまえら何でそんなしんどい我慢大会してるのに、まぁ肉付けされる過去編。そして相変わらず不穏だわ。やあねぇ、もう。

しかし今回の不穏は、こんなもんじゃないと次のステップを感じさせる不穏。ど、どうなっちゃうの!??テバヨ。

しかしあとがきで若干、3巻少し危なそうな不穏さは止めて欲しい。

O.K.!!!!!やってきましょう

カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています 吉田修一的な駄目男とい・ろ・は・す的な後輩

 

 

今年読んだライトノベルの中で一番面白かったかもしれん。。。初手が手を繋いでたという理由だけでカノジョをふり、女友達とはベタつく主人公を見て、コレは厳しい戦いになるかもしれん。。。と思ってたのですが、想像を遥かに越えて面白かった。2巻もすぐ読みます。

 

自分がフィクションで好きな要素を持つ登場人物というのがございまして。

1つは、吉田修一の小説に出てくるかなり性格がだらしなく駄目だけど、どこか愛嬌さは残してる男主人公

 

2つめは、簡単に言うと俺ガイルに出てくるい・ろ・は・すのように小悪魔とかなんとかいっときながら、しっかりしてるヒロイン。

 

この作品は、そんな二人がメインのちょっと現実風味を入れた文系大学生グラフティだから。まぁ好きよね。女友達も好きよ。

 

可及的速やかに2巻を読みたいですね。2巻打ち切りジャナイヨネ??続き読みたいよね。