もういちいちべしゃるのもダルいから好きなラノベ貼っとくから気になったら読んでみてオモロいから

 

暗闇にヤギを探して 2 (MF文庫J)

暗闇にヤギを探して 2 (MF文庫J)

 
僕は友達が少ない (11) (MF文庫J)

僕は友達が少ない (11) (MF文庫J)

 
ジョーカーズ!! (ダッシュエックス文庫DIGITAL)

ジョーカーズ!! (ダッシュエックス文庫DIGITAL)

 
カクリヨの短い歌 (ガガガ文庫)

カクリヨの短い歌 (ガガガ文庫)

 
君の嘘、伝説の君 (MF文庫J)

君の嘘、伝説の君 (MF文庫J)

 

力尽きた

































 

フロントメモリーがやってきた。一夏の。青春の。ガガガの。ライトノベル4作。

夏がやってきました。花火が鳴って、海へと走り。Kissしてgoodbyeも有りっちゃ有りのサマーデイズ。はっきし言ってクソ暑いのはそこまで好きじゃないんですが。

 

夏。と言ったら思い浮かべる曲がある。神聖かまってちゃんのフロントメモリー

 

この曲は夏が存分ににあって大好き。そして頑張れない人間の肯定と。けれども頑張らないといけないよと前を進むのも寄り添ってくれる。そんな感じがして大好きだ。なによりもマジでこれ以上は頑張れないよ〜と思ってる時によく聴いてた。自分の中でも応援ソング的な位置付けにある。

 

さらに去年?だっけか映画の主題歌でカバーでもリリースされたが。の子と川本真琴が歌ってる時はサブカル寄りの駄目なヤツへと向けてると感じたが、カバー版は凄い爽やかさが前面に出て。一つの曲で違う面も見えてきて、この曲が好きだなと思ったし名曲だなとも思った。

 

てな訳で夏が来た。あっちーの。夏が来たからフロントメモリーも聴こう。ナンバーガールのタッチと透明少女も聴こう。透き通っていきまっしょい。

 

最近、良い。夏の。ライトノベルを読んだ。

夏へのトンネル、さよならの出口だわ。

 

夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)

夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)

 

 

個人的に今まで毎年出てる気がしていたガガガの新人賞一夏のちょいSFラノベで一番好きだった。

 

毎年出てるなぁと思ってウィキペディったんすけどどうやら去年は無かったぽい。

 

 

夏の終わりとリセット彼女 (ガガガ文庫)

夏の終わりとリセット彼女 (ガガガ文庫)

 
あの夏、最後に見た打ち上げ花火は (ガガガ文庫)

あの夏、最後に見た打ち上げ花火は (ガガガ文庫)

 
ヒイラギエイク (ガガガ文庫)

ヒイラギエイク (ガガガ文庫)

 

 

上記三作が毎回出てたんで。一夏の。SF。青春。はガガガの新人賞のイメージがあったんすけど、パラパラウィキペディアを見る限りだとどうやらそーでも無い。どれも夏を感じたいのならそれに関しては恐らく存分に感じられるので。。。

夏へのトンネルの話に少し戻すと。多分連想される作品は人それぞれなんだろうけど自分はトップをねらえ清水マリコでした。

 

 

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)

 
君の嘘、伝説の君 (MF文庫J)

君の嘘、伝説の君 (MF文庫J)

 
嘘つきは妹にしておく (MF文庫J)

嘘つきは妹にしておく (MF文庫J)

 

 

清水マリコに似ていると言ったら。少し考えると全然ちげーよな。。。と思う反面。けどこの何とも言えないから何とも言えない青春の空気感は清水マリコ読んだ時と同じ感覚があった。その感覚が大好きだった。

 

まぁ何が言いたいかっていうと夏へのトンネル、さよならの出口。読んで数日経ったけど改めて好きだなとコレを好きって言う自分の感覚だけはずっと無くさず大切に好きでありたい。

 

若者のすべて

若者のすべて

 

夏へのトンネル、さよならの出口 その向こう側は愛のある場所

 

 

夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)

夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)

 

 

自分の印象なのですけどガガガで一夏の青春モノみたいなテイストの作品が毎年かっ!?てくらい新人賞受賞作で出てる印象なんすけど。やっと出会えたわ。。。てなるくらい非常にラブなグッドフレンドみたいな作品に出会えた。あぁマジで良かった。

 

田舎の街に転校してきたヒロイン。重すぎる主人公の家庭。そして何かを手に入れられる、その代わり年が経ってしまうウラシマトンネル。主人公は大切な人を取りかえせるんじゃないかとそのトンネルを調べるという感じの話なんすけど。

 

マジでその雰囲気がずっと良いんだ。ずっと良いが混ざって良い雰囲気の読書を楽しめる。主人公の村上春樹みてえな湿っぽいような渇いたような感じと。ヒロインの何かに特別な人間になりたい、けれど触れ合うと知っていくと普通の女の子らしさのある可愛らしさ。とにかく良いな。。。良いな。。。すごくしみじみと絶え間なく続く。絶え間がマジで無いのよ。

 

そんなずっと良いなからの後半の展開。自分は息もしてるし、呼吸もしてる。けれども息もできなくなるくらいにこの作品に夢中になっていく。熱が少しともる。

 

大切な何かより大切なモノを掴み取る事が。それがどうしても息をさせてくれない。夢中にさせてくれる。ココが非常に良い。大好き。

 

トップをねらえみたいな展開。一つずつの火が二つになると最強になるガンバスターってのがトップをねらえだけれども。これもある意味大切な何かを掴み取った青春ガンバスター。青春スーパーイナズマキック。

 

前半では限りなくLOVEに近いlikeが絶え間なく続いて後半の展開でちょうどでかいLOVEへとなる。そんな作品なのです。つまり何が言いたいかって言うと超絶好きです。

 

 

恩田陸 蜜蜂と遠雷 読みました

 

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

 

あまりにも面白すぎる好きすぎる作品に出会うとその作品のことで言葉を紡ぎ、重ねる事に対してくだらないや馬鹿らしいやと思うことありませんか?私は多々あります。ソレは自分なんかが言葉を重ねたところでその作品の面白さなんてこれっぽちも伝えられない無力さというか自己肯定感のあまりの低さ。それとは反対にあまりにも作品の面白さ。

 

とりあえず読んでみたら楽しい読書になるので如何でしょうか?

 

前半は情熱で泣き続け後半は面白すぎてテンション上がり続け。ヤベえヤツみてえなんすけど、単純にこの作品の面白さがヤバすぎるだけなのです。

千歳くんはラムネ瓶のなか 君のいちばんに

 

千歳くんはラムネ瓶のなか (ガガガ文庫)

千歳くんはラムネ瓶のなか (ガガガ文庫)

 

 

この作品はリンドバーグの君のいちばんに…です。と感じた。読んでる途中にリンドバーグじゃね?と思い、試しに聴いてみたけど、おぉ!!コレコレと自分の中でかなりしっくり来たもんがあった。

 

リア充、チャラ男の主人公と言われてる千歳くんは基本ええ子やんね、飴ちゃんあげよーかって印象はスタートから感じ、結局ソレが最後まで続いた。リア充のチャラ男は現実では良いヤツだかんな。。。この作品売り方として『実は』良いヤツにやりたいのかな?と思ったけど、スタートからええ子やんて感じなんで。

 

まぁ気がかりなのは、ヒーローになるっていうのを場面ごとで出してる事かなぁ。こーゆーのってまぁどっかしら折れる場面があるような気がして。そんでケンタヤマザキくんとか周りの女の子から救いがあるみたいな。。。そんな展開は来るのかしら?来なくても別にいーけど。

 

かなり作中で一気に登場人物が出て、正直お前は誰なんだ??とわちゃついてるシーンでは上手く作品に入らなかったけど、ケンタヤマザキくんを助ける展開から物語に入り込め楽しめたけど。

 

まぁ面白いんだけど。何か引っかかるところがあるなぁ。

 

結構、スタートからヒロイン達との関係は作られて、千歳くんがヒーローとして助けた後の物語でもあんのかなぁ。

 

面白いけど。何処と無く引っかかるものがある。

ガイル、友崎くんもスタートはあまり恋愛的な要素薄めで導入してくけど、本作もそうだったな。

幼なじみが絶対に負けないラブコメ ハートの花びらひらひらな春の猛烈な嵐

 

幼なじみが絶対に負けないラブコメ (電撃文庫)

幼なじみが絶対に負けないラブコメ (電撃文庫)

 

 

かなり高い水準の面白い!!だった。キャラのアクション、心情にかなり納得感がある。この場面にこのキャラがいたら?の行動表みたいなのがあったとしたら矛盾が一切感じられず、このキャラの性格ならこのアクションをすんなぁがしっくりくる。

 

ラストのタイトルの回収と締め方も良いと思うんだけども。二人の内のヒロインの内面の行方について、じっくり描いてて、ラストの告白シーンのもう一人のヒロインの行動が唐突に感じてしまったからもう1,2エピソード挟んでその片方のヒロインも描いてくれた方が分かりやすいんじゃないかなぁと感じた。

 

作中に未成年の主張にあったり、何か作者のワードチョイスやダンスバトルと言う展開の演劇やってるぽさと言うか率直に言うとダサさ野暮ったさ、ぶっちゃけ中年くささみたいなのがところどころに感じられた。未成年の主張ぽいのが今あったらゴメスて感じ。

 

全体的に登場人物の熱に白々しいモノは感じず楽しい作品でした。面白かった。

津原泰水 ヒッキーヒッキーシェイク 面白いから読もうぜい

 

ヒッキーヒッキーシェイク (ハヤカワ文庫JA)
 

 

話題になった件。正直、作家側出版社側の言い分とかどちらもしっくりこず。かと言って出版社側が全面に悪いなぁもしっくりこず。

 

残念な事がある。今回の件が無ければこのとても面白い傑作を読まなかった事だ。ソレはハヤカワで出す云々ではなく、少なくとも話題になってこの作品を耳にしなければこの作品を手に取る事は無かっただろう。ちなみにハヤカワの売り方もしっくりきていなあ。

 

しかし事実なんだ。今回の話題が無ければこんな面白い作品を自分は手に取らない。マジで良いじゃん!!と心を踊らせない。話題にならなければ自分がこんなにも面白い作品をきっと読まないまま終わってしまう。その事実だけがとても寂しいんだ。悲しい。

 

面白い本がきちんと読まれるようにという言い方は業が深いかもしれない。だからせめて自分だけは面白い本をきちんと読めていけたらなぁと。神様頼んます。

 

本作品の勝手にイメージソングはNUMBER GIRL鉄風、鋭くなってです。

鉄風 鋭くなって

鉄風 鋭くなって