異能 読んだよ

 

―異能― (MF文庫J)

―異能― (MF文庫J)

 

面白かった。多分作中の狙い通り、一回何処をしるべにしてこの物語を進めばいいんだ??と漂流仕掛けたけど。最後は、新しいのか?古いのか?ゼロ年代なのか?それともそれより古いのか?コレが今なのか??て感じの異能バトルです。大丈夫です、この作品は。ちゃんと引き戻してくれます、物語へと。それくらいの引力を持ってる登場人物と構成。そして作者の筆力?みたいなものを感じたから。

 

ちゃんと結局は引き戻してくれますよ。

 

虹いろ図書館のへびおとこ 読んだよ

 

虹いろ図書館のへびおとこ (5分シリーズ+)

虹いろ図書館のへびおとこ (5分シリーズ+)

 

 

素敵です。幼いときの初恋が時が経って、アレはやはり初恋だったんだと胸が痛むて素敵じゃん。とても良かったです。

 

主人公の少女、ほのかは親の転勤で新たな小学校で初っぱなイジメをくらって不登校で街をさまよい、辿り着いた先が図書館。その図書館でへびおとこと言われてる肌に痣がある司書のイヌガミと出会う。不登校の中学生の少年、スタンビンズと出会う。

 

なんちゅーかほのかは考え方が大人っぽいんだけど、それがませてるとかじゃなくて。かと言って等身大てでも訳も無く。そう言ったまぁ大人っぽいと大人から思われてるのを当たり前に子供は持ってんだよな。。。と感じさせる。子供を舐めんなというか、コレが小学生なんだな。て感じ。

 

図書館の中は優しい。ずっと優しい。優しい世界だから。一歩外に踏み出せるし、案外外も悪くねえんだなと。けどやっぱり疲れちまうわなとも。だけどそれでも少し疲れちまったら立ち止まっても良いんだと。きっとどっかしからには、あるはずだから。休める場所が、この作品の図書館であるように。て優しい物語でした。そして淡い恋もありました。

 

素敵じゃん。それってやっぱり。

今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。 せんぱい、ひとつお願いがあります 傑作になれるポテンシャル

 

勝ちにイケるが読み終わってからダイレクトに来た気持ちです。正直、確かにこの巻で充分というかとても楽しめたんすけど。それよりも今後の期待値のが非常に高いです。コレは。。。もしかしたら、傑作になるんじゃないか???みたいな。続きを楽しみになれる。そんな期待が深く心に刻まれたぜい。

 

凄く確実な褒めポイントなのですけど、序盤の分からないところが凄く秀逸で。上手さ、技巧派?みたいな気持ちが大きいです。ソレは物語の分からないところが面白い。キャラの関係図、物語の今後の運び、キーアイテムの存在等がマジで分からない。その分からないが確実に作品の展開の興味となり、そこであっ上手いと思いました。

 

正直、この作者は既存作を読んでヤケに固い文章と展開がのっそりしていて、マジで今後読まないだろうなぁから。ココまで、おっ面白い!!となったから。まぁそんなに一作で判断できるもんじゃないなぁと。この作品でも展開云々ではなく、やはり文章が固いんだけど、前回のような読みづらさを感じる気持ちは無かったなぁ。前作に比べて一文が短く感じた?ソレが良かった??分からんけど。

 

物語の中盤でひとまずの種明かしからそこから更に物語と登場人物の関係が変動していくんすけど、そこに読みづらさは無く、自然に楽しめてた。ソレは多分登場人物の感情とストーリーの進行が良い感じで重なっていたから。だと思う。物語を途切れず非常に楽しめた。感情と物語が一致していた。そんな感じ。

 

かなり期待が大きいです。勝ちにイケるぞと感じさせる傑作を読んでしまったのかもしれん。。。イッケーーーーーーー!!!!!期待値込みの最高得点でごんす。

 

【急募】天下一ライトノベルこの一文決まってる舞踏会

誰からも投票来ないってのは大いにありえるので。来なかったらしゃーないけど、自分で電子書籍で何かしら数作品見繕います。

 

○概要

とりあえずライトノベルこの一文キマッテルなて文章募集します。

台詞でも地の文でもO.K.。曖昧でもO.K.。

 

作品名

何巻

一文(ラストのこう言ったシーンのこんな感じの文章)くらいで良いです。テキトーに行きましょう。

選んだ理由

 

位を教えてください。

 

何故知りたいかと言うと私が気になるからです。

 

投票の仕方はブログにコメントするなり、TwitterでRT後言及したりリプしたりとりあえず私が認識できたらO.K.です。テキトー行きましょう。フォームとかはようわからんので用意しません。何故なら一人も来ないと思ってるから。

 

○締め切り

1/26 中

 

○例

探偵は、もう死んでいる

1巻

1章の〆あたりの何億の笑顔みたいな文章

理由は、後半の展開に繋がり、印象に残りました。

 

位テキトーで行きましょう。

 

さいならー。

 

 

 

サイコパスガールインヤクザランド 存在証明は血に染まった恐れで

 

サイコパスガール イン ヤクザランド 1 (オーバーラップ文庫)

サイコパスガール イン ヤクザランド 1 (オーバーラップ文庫)

  • 作者:木質
  • 出版社/メーカー: オーバーラップ
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: Kindle
 

 

かなり良かった思います。

この作品のコレは分かりやすいと思える良いところが一つあって。ソレは主人公である口裂け女をカッケエと思わせるように描いてる事。過去の出会いや青年との出会いと恋愛感情。過去の仲間、姉妹とかの過去。相手側のヤクザとの関係。自分の存在証明。特技。ソレを台詞や行動で示してる。各登場人物もその主人公である口裂け女を引き立たせるため「だけ」じゃなく、それぞれのキャラや関係図で面白くしてるのだけれども。しかしそれらも口裂け女の魅力に繋がっていく。主人公である口裂け女の魅力が明確な軸になってる。

あらすじもすげえシンプルでヤクザに恨みを持つ青年と一緒にヤクザを殺しまくるていうストーリーなんだけと。そこに過去を絡めてくのが面白い。そして口裂け女とヤクザの組長との関係性と喫茶店での会話も面白い。この二人の会話のシーンが顕著だと思うのだけれどもかなり映画じゃんと思えるところがある。その映画じゃんと思える事は、けっこうこの作品ではプラスにハマっており。構成が良いと好感を持てた。

ヤクザを殺しまくるシーンとかは、クライム感があって、そこを良くも悪くも目立つ作品に言われてしまうかもしれない。けどそこも私は上記で書いた主人公である口裂け女イカすとかカッコいいを魅せようとしてる部分であると感じた。

最近、ちょこちょこ映画を観るようになって、今更タランティーノパルプ・フィクションを観た。それを観たときの感想がイカすの一言でソレを映画用のSNSに書いたら、リア友が反応してくれて。そうだよあの映画はイカす。その一言なんだよ。と。

パルプ・フィクションは構成の上手さとかその他の要素でも光るものが多々ある面白い作品だと思う。けれどもイカすの一言で充分な作品だ。

このサイコパスガールインヤクザランドという作品も同じく褒めるところ、またはイマイチなところもあるかもしれない。けれども主人公である口裂け女イカすに収束されてくんのかなとも思っちゃた。

かなり良かったよん。