これに触発されたので書きます。
まず言いたいのは、引用ブログの内容の批判ではないという事。確かにミステリライトノベルが少ないというのは事実としてある。
それを踏まえ言いたい事は、ミステリライトノベルが少ないのなら、ミステリ小説読めばいーじゃないと。気分はマリーアントワネットってか。
と言うのも。私もけっこー極端な考えの方だと思うのだけど、ライトノベルのカテゴリ分けが広いと言うか、ぶっちゃけ自分がライトノベルだと思ったらライトノベルに括りがち。
私はキャラクター性?と言えば良いのか?登場人物が漫画的?な要素があれば、けっこうライトノベルにしがちな傾向がある。これだと明確な線引きは無いのだけど、それは登場人物の話だけでは無くて、ストーリーや舞台設定でもそう思う事がある。まぁ私がライトノベルであると思ったものはライトノベルである。
ミステリ小説。に対しては、私は熱心なそのジャンルを偏って読んでるわけでなく、むしろミステリのうちの細分化されたジャンル?や文法?なんかもSNSで何となくそーゆーもんなんだなと何となく。何となく知っているくらいで。
けどミステリ小説は好き。というまぁ浅瀬が何事も一番楽しいを感じられると思ってるから。知識が無くても好きだから読むくらい。
ミステリ小説が好きなところのひとつとして、キャラクターの魅力を私は感じてる。要はライトノベルを魅力に感じてるものと通ずるものがある。私はさすがにライトノベルじゃんと言い切るちょっぴりの勇気。あるいは大胆さは持てず臆病になってしまうけれども。けどミステリ小説をライトノベルに近い楽しみ方をしている人間である。それにミステリは別に殺人事件を探偵が謎を解くだけのもの。というわけでは無く。青春小説としてのエッセンスとしての謎。これはこれで物語を面白くする。
何が言いたいかってゆーと今回の記事のタイトル通りなんだけれどもミステリライトノベルが無いのであったらミステリ小説を読めば。もしかしたら出会いたいものに出会えるかもしれないよん?とそれを言いたくて触発されて今に至る。
私はミステリ小説で長沢樹の消失グラデーションがめちゃくちゃ好きナンスでやんす。
- 作者:長沢 樹
- 発売日: 2014/02/25
- メディア: 文庫
- 作者:長沢 樹
- 発売日: 2015/12/25
- メディア: 文庫
- 作者:長沢 樹
- 発売日: 2014/03/26
- メディア: 単行本
このシリーズの1作目の消失グラデーションでは、やはりタイトルと見事にマッチしたオチがわーきゃー楽しむポイントなのだけれども。それに加え、ライトノベル的というかキャラクターの魅力がシリーズを通して大好きである。続くシリーズの夏服パースペクティブ、冬空トランスとかではそういったキャラクターの魅力がある青春小説的な面で大変好きなんよね。これは公式?なのかは分らんけど、作者である長沢樹が過去にライトノベルを書いてたという情報もネットで見ており、やはりそこはライトノベル的な楽しみ方をできる作品なんかなぁと。
後、引用したブログで魔法とかのファンタジー要素がミステリと絡むと楽しいと書いてあったが、それもミステリ小説ではあるっちゃある。全然ある。
- 作者:古野 まほろ
- 発売日: 2012/06/12
- メディア: 文庫
- 作者:古野 まほろ
- 発売日: 2011/10/12
- メディア: 文庫
古野まほろの天帝シリーズとかは、オタク的なパロディ、吹奏楽の青春、SF、伝奇とかもう色んな要素があって、それに加えミステリの推理合戦?も面白い。癖はあるけど、ライトノベル好きな人、めちゃくちゃ夢中になると思うんだけどなぁ。おもっきし癖のある文章に慣れさえすれば。
後、自分が思いつくライトノベル好きが面白ーいと言いそうなさくひんでパッと思いつくのは、さよなら、シリアルキラーとか西澤作品とかかかなぁ。
- 作者:バリー・ライガ
- 発売日: 2015/05/10
- メディア: 文庫
西澤作品、タックタカチシリーズは、ミステリ部分も心が抉られる時はある(けどそこがめちゃサイコー)けど、やはり魅力溢れる登場人物たちが面白ーいシリーズだから。ライトノベル好きな人には読んでもらいたいシリーズ。
何か一つ一つ上げってたらきりが無さそう。
- 作者:今村 昌弘
- 発売日: 2019/09/11
- メディア: 文庫
スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫 (集英社文庫)
- 作者:友井 羊
- 発売日: 2016/10/20
- メディア: 文庫
だからミステリライトノベルが無いのを何故か?を考えるくらいなら、それだったらミステリ小説を読めばきっとライトノベル的な楽しみかたもできつつ面白い物語はあるよ。きっとそれは山ほどあるよと言いたい。実際これは私の見ているSNSのセカイがおもっきしな偏りがあるだろうと言うのは前提の話だけど、ライトノベル好きは多くはミステリ好きも兼任?しているような印象がある。ライトノベルレーベルで出さないから、ミステリライトノベルが少ないんじゃなく、ライトノベル的な楽しみ方もできるミステリ小説が既にあるのだから。好きな人はそっちにとっとと行って楽しんでるみたいなイメージ。まぁライトノベルレーベル自体で少ないのは事実だし、けどそこの土壌で少ない理由を分析するのは不毛な感じがするからなぁ。。。
それにミステリのとらえ方は人それぞれなんで何とも言えんが、謎と言うのは物語を面白くするため/あるいは楽しむためのものとして、大切なものであるのだから。ミステリ小説/ミステリライトノベルでは無くてもとらえ方によっては謎を楽しめる作品なんて、それこそキリがないだろうし。
最後にそれでもライトノベルレーベルでしかミステリと読みたくなーいだったら、最近だとジャナ研かなぁ。。。2巻は推理に事実や心情、環境をあわせにいってる感が半端ない、ライトノベルとしてもミステリとしても話題にならない側の凡作としての超駄作だけど、それを超えたら不穏な感じの三角関係とかがめちゃ楽しい青春ミステリだし。
てかここまできて気づいたけど、自分はミステリ小説を青春小説的な一面を楽しんでるな。。。
ライトノベルのお話でーした。おしまい!!