2019年面白かったライトノベル10選

皆さんこれから書くのは20冊しか読んでない人間の10選です。つまり1/2。代わりばんこにペダルを漕いでいきましょう。それが生きてるって事だと思うからねぇ。

 

まず2019年なのですけど、ソシャゲに全身を侵されていた2018年よりかもっと読めるか??と思ったんすけど、そんな事は無く更に読む冊数は減りました。加速しました。

 

と言うのも環境の大幅な変化で首都圏にアクセス出来やすい所に戻ってきたら、あっコレみたいなが簡単にできるようになりました。

観たい映画行きたい美術館や博物館。興味あること、それほどでも無いことが簡単にアクセスでき行ったら行ったでめちゃくちゃ満足度の高いイベントばかりでした。南関東サイコー。

 

後、私自身の趣味はインドア主体とかなり範囲が狭いのですけど、それでも触れる幅?というか使える時間の割り振りはかなり変わっていったかな?と。

 

ジム、岩盤浴、ラジオ、YouTubeNetflixAmazonプライム、映画、漫画、音楽、散歩とか一人での余暇の時間で数年前は、読書その中でもライトノベルに比重を置いてた時よりも使う時間が変わった。単純に読書に飽きたと言うよりもそれ以外のエンタメも凄い楽しかった。特に今年は比較的自分の中では映画やNetflixのドラマとかを多く観たと思う。今さら、レオンやパルプ・フィクションニューシネマパラダイス、きっとうまくいく?とか名作映画を今更観て、何て映画て素晴らしいコンテンツなんだ!!凄い原始人的な感動もあった。

ソシャゲも貧民になったので課金をやめたらプレイと言うか支配時間は激減したけど。それでもFGOはぼちぼちやってた。

と言うわけでライトノベルにあまり触れてない人間が書くあまり読んでないけれども。それでも面白かったぁ!!ていう作品をまとめていきます。肩の力をぶらつかせて気楽にいくよん。

 

1.夢に現れる君は、理想と幻想とぼくの過去

講談社ラノベ文庫は園生凪がやーめた!!て思うまでは囲い続けるべき。この人の作品は3作ともとても好きで。まぁシンプルにファンです。やめないでね。本作は、過去から好きだった彼女からそういったものせいで?あるいはおかげ?で前を進む事が出来ない、可愛げある駄目男子の夢の中の物語としんどい現実だけどやっぱりあるよね幸せとか愛とか大切な人とか。最後に前を進む彼がとても愛しい。ファンです、園生凪。

 

2.熊本くんの本棚

熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス

熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス

  • 作者:キタハラ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: 単行本
 

コレは今誰かに1番読んで欲しい作品かもしれない。ヤバイ宗教、ヤバイ運命、ゲイ、不倫とかまぁかなりパンチ力のあるストーリー。読んでてしんどい、しんどい、しんどいよぉと思い続けるんだけど。それでも読むのは止めない。寧ろ引っ張られる。ソレは作者の物語を紡ぐ力なんだなと。しんどいのにするする読める、心地良さもあるときはある。私は今誰かにこの作品を今、1番読んで欲しい。

 

3.妹さえいればいい 12

妹さえいればいい。12 (ガガガ文庫)

妹さえいればいい。12 (ガガガ文庫)

 

ロマンスですよね。純愛ゴール。何というか登場人物の言葉に嘘が無いというか。感情を真っ直ぐ、誠実に受け止められる。平坂読ありがとう。続きまだ読んでないけどありがとう。良い作品ですよ。

 

4.ウィッチクラフトアカデミア

新生LINE文庫エッジは創刊の挨拶の洒落くささであまりイメージは良くなかったものの読む作品が手堅く面白い。イメージが逆転した。頑張れLINE文庫。頑張れ令和の怪物。ベテランと中堅の間くらいの過去ヒット作を生んだ作者の新作。ソレは既存の作品の面白いコメディや明るさはそのままで、更に文章が軽やかで気持ち良い。更に更に物語の盛り上がるべき所はとことん盛り上げる。楽しく爽快な会話劇。まぁ楽しいよね、この作品。

 

5.やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (14) (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (14) (ガガガ文庫)

  • 作者:渡 航
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/11/19
  • メディア: 文庫
 

コレは2010年代のライトノベルと言ったら?ていうでかい括りでも一番上がるくらい10年代の超ヒット作の一つでしょ。間違いなく。結構長い間、ままならねえなぁ人間関係ていう物語をやり続けた物語の終着点は恋の落とし穴にストンと気持ち良く落ち、そして物語は今まで綴られてきた物語緩やかに少しずつ変わり続けていくんだろうてラスト。長い間、ガイルと付き合い続けた読者ならガイルらしいねとふふふと微笑みも覚える感じ。好き。

 

6.夏へのトンネル、さよならの出口

夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)

夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)

  • 作者:八目 迷
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/07/18
  • メディア: 文庫
 

あ。。。こーゆーちょい重めと感じつつも瑞々しい

感じもする青春作品って自分の好みと再認識した作品。この作品で多分明確な褒めポイントがあるんだけど、ラストのキスシーン。ココは分かりやすく良かったね!!と盛り上がれる部分なのでしょうか?

 

7.やがてはるか空をつなぐ

やがてはるか空をつなぐ (ファミ通文庫)

やがてはるか空をつなぐ (ファミ通文庫)

  • 作者:山之 臨
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/01/30
  • メディア: 文庫
 

後輩(名前忘れた)!!となる。とにかく物語のバランスとかストーリーの構成とか何かの話になると、冷静になるとうーむ。。。となりそうなのだけれども。UUUM。ソレを掻き消す、うるせえ!!!青春やってんだ!!!!黙ってろ!!!!となる引っ張られるものがあった。とにかく後輩(名前忘れた)!!!!とはなったよん。

 

8.ブギーポップオールマイティ ディジーがリジーを想うとき

忖度枠。正直今回は記憶が全然薄いのだけども。いつも通りのブギーポップを今回も楽しめたよな。。。と記憶はあるので。。。あれ、マジで??今回の記憶は薄いな。面白かったけどなあ。

 

9.魔女の花嫁

魔女の花嫁 seasons beside a witch (LINE文庫エッジ)

魔女の花嫁 seasons beside a witch (LINE文庫エッジ)

  • 作者:空伏空人
  • 出版社/メーカー: LINE
  • 発売日: 2019/12/05
  • メディア: 文庫
 

僕ヤバの話をまずするんすけど私はおねショタが好きじゃなくてでかいおんなとちいさいおとこのラブコメがべらぼうに好きなのだと。最近気づいた。簡単に言うとコレも好き。

 

10.明るい夜に出かけて

明るい夜に出かけて (新潮文庫)

明るい夜に出かけて (新潮文庫)

  • 作者:佐藤 多佳子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: 文庫
 

ライトノベルでは無い。ハードカバーも数年前。今年文庫版が刊行されたので、強引に入れる。理由は、ライトノベルの青春作品が好きな人は、まず間違いなく読んでと強く言えるから。弱くて儚い登場人物たちが、少しずつ前に進んでいく物語は胸が打たれる。暗闇に淡い光が灯る物語は、作中でも言われてるけど、一人部屋で深夜ラジオを聴いてクスリと笑う感じ。それに近いモノを感じる。青春恋愛ライトノベルが好きな人、絶対にコレを読んでください。私はふわぁあと声を出して泣いたよ。

 

以上、10作品。

ライトノベルのお話しでした。さいなら。

 

探偵はもう、死んでいる を読んだ貴方に届けたい次なる本達

 

探偵はもう、死んでいる。 (MF文庫J)

探偵はもう、死んでいる。 (MF文庫J)

  • 作者:二語十
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/11/25
  • メディア: 文庫
 

 

元気があれば大丈夫って言葉あるじゃ無いですか?じゃあ元気が無かったらしい死ぬしか無いんですかね?どーなんすかね?丁度、今し方の自分。元気がめちゃんこ無いんですよ。1!!2!!!3!!!ダーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

 

皆さん。探偵はもう、死んでいるを読んだ皆さん。どうですか?面白かったデスか?ジャンルレスを感じましたか?もう死んでいるじゃんを感じましたか??貴方の心臓の鼓動は動いてますか??とにかく元気があれば大丈夫。そう元気があれば。元気さえあれば。パワーオブスマイル。

 

と言うわけで探偵はもう、死んでいるを読んだ貴方にこれなんかでどうでしょうか??ておすすめをしていきますよー。前提として、私は探偵はもう、死んでいるを二度と読まないって誓うくらいハマらなかったデス。まぁソレは置いといて。

 

探偵はもう、死んでいるを読んで面白かったという人もつまらなかったて人もどちらにも届くようなモノやってきまーす。お金が無いんですよ。幸せになりたいんですよ。心に息吹が吹き荒れたいんですよ。

 

開始。

 

と言うわけで本作、探偵はもう、死んでいるは何でもありのジャンルレスという感想を作者、編集、読者と全ての方向から聞こえた声でした。そんなあなた。天帝のはしたなき果実を読みましょう。

 

 

天帝のはしたなき果実 (幻冬舎文庫)

天帝のはしたなき果実 (幻冬舎文庫)

 

あらすじの通り、青春とSFと幻想が混ざり合った。推理合戦あり、パロネタあり、マジで色んな要素が混ざるどころか主張しあう。けど読み終わった時には、すげえもん読んだと思う。この作品は間違いなくミステリでジャンルレスでは無い。こーゆーものを読みたいねぇジャンルレスって!!!

 

そうだそうだ。探偵はもう、死んでいる。西尾維新とも言われてるみたいねぇ。と言うわけで戯言シリーズを読みましょう。

 

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)

 

私のおすすめはクビシメロマンチスト。余談だが、探偵は、もう死んでいるの作中で戯れ言だったり戯言だったり、あるいはたわごととルビふってあったりと統一されてませんでしたね。恐らくざれごとと言いたかったのでしょうが。。。こーゆーところがダサいと思ってます。

 

西尾維新西尾維新と言われる感じられる作家は今も昔もおります。きっと。ずっと終わらない西尾DNA。

 

丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ (角川スニーカー文庫)

丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ (角川スニーカー文庫)

 
愚者のジャンクション -side evil- (角川スニーカー文庫)

愚者のジャンクション -side evil- (角川スニーカー文庫)

 
愚者のジャンクション-side friendship- (角川スニーカー文庫)

愚者のジャンクション-side friendship- (角川スニーカー文庫)

 
魔女の花嫁 seasons beside a witch (LINE文庫エッジ)

魔女の花嫁 seasons beside a witch (LINE文庫エッジ)

  • 作者:空伏空人
  • 出版社/メーカー: LINE
  • 発売日: 2019/12/05
  • メディア: 文庫
 

こちらも探偵はもう、死んでいるより西尾DNAを感じられるかなぁと個人的には。

つうか個人的にはジャンルレスとか本格ミステリに怒られるーよりかは、異能バトル有り学園ラブコメ有りの古くからあるMFJみたいな作品を読む前から想像していて。実際に探偵はもう、死んでいるを読むとその印象が強かった。緋弾のアリアみたいなヤツ。

緋弾のアリアXXXII 蒼穹の密使 (MF文庫J)

緋弾のアリアXXXII 蒼穹の密使 (MF文庫J)

 

 

というかジャンルレスとかミステリ風味を出すなんちゃらとかやりたい売りたいようだけど、ミステリだって異能とかなんやらとか色んな要素がありつつ。そしてミステリやってるがな。

 

シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫)

シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫)

  • 作者:円居 挽
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/09/25
  • メディア: Kindle
 
アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)

アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)

 

 

個人的には、この作品と近い何でもアリ感を感じるのはこれ。

 

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1 (ファミ通文庫)

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1 (ファミ通文庫)

 
壱級天災の極めて不本意な名推理1 (ファミ通文庫)

壱級天災の極めて不本意な名推理1 (ファミ通文庫)

 

今挙げて、そー言えばと思い出したけど。龍ヶ嬢七々々の埋蔵金も西尾西尾言われてたね。わたしゃ好きだよ。おすすめ。いつになっても逃げられない西尾の呪縛。

 

また本作のネタバレかどうかは分からないけれど。心臓移植により受け継がれる意志。そして自分と誰かが同居する心。っての。まぁ探せば色々とあると思うんだけど、私は地雷震最終巻を思い出した。この漫画、非常に面白いので。非常におすすめはデス。

 

地雷震 18 (アフタヌーンKC)

地雷震 18 (アフタヌーンKC)

 
地雷震 19 (アフタヌーンKC)

地雷震 19 (アフタヌーンKC)

 

 

最後に伏線と熱い台詞がこの作品の評価高い人に言われてるけど。じゃあ!!!!藤田和日郎作品読めよ!!!!!

 

読めよ!!!!!!!!!

からくりサーカス(41) (少年サンデーコミックス)

からくりサーカス(41) (少年サンデーコミックス)

 

からくりサーカス読めよ!!!!!

 

後は、異能バトルの謎の組織。。。。

 

。。。うん???

。。。。。。。。。。。。

 

ブギーポップ読めよ!!!!!!!!!!!!

 


滅!!!!!!サヨナラ!!!!!ライトノベルのお話でした。

 

熊本くんの本棚 読もう!!!!!

 

熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス

熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス

  • 作者:キタハラ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: 単行本
 

 

すげえしんといです。あっシガテラ好きなのでラストの雰囲気、その後ぽさがシガテラぽくて非常に好きなので。

 

ゲイのアダルトビデオ、不倫、ヤベえ家族、ヤベえ宗教、ヤベえ愛、ヤベえ運命が矢継ぎ早に来ます。マジでどかどか来るからひぃいい、しんどい、しんどい。本当にしんどすぎるよんとなるのですけども。それでも読ませられるのは作者のチカラなんだと思います。そのしんどさがインパクトだけなんじゃないと思います。だけど本当にしんどいのよ。

 

そのしんどさと読ませられるチカラでぐいぐい読み進めて頭がぐるりと疲弊も合わさり、運命の終着点。ラストはあっ何か、悲しいんだけど。それはそれでハッピーなのかもねんとなる爽やかさを感じさせる余韻を残して終わる。この着地の仕方、非常に良いです。

 

しんどいしんどすぎる。だけど間違いなく。と言うには少し自信がない。けど面白かったなぁと強く感じさせてくれる。ぼかぁコレをめちゃくちゃ面白いと思えるから。作者もめちゃくちゃ面白いものを世に出してやったぜと誇って欲しいなぁと言う気持ちは。願い。

 

だけど気持ち悪くて、面白いの帯はKADOKAWAのセンスの無さが光ります。最悪です。インパクトを求めたのですか?それとも読み手が、ソレを言いやすくさせるために敢えて巻いたのですか?ソレを言っても良いのかと?この帯にした人、あなたセンスが無いです。本をキチンとプロデュースしてください。どんな意図であれ、あの帯を思いついたダサすぎます。KADOKAWA最低です。大嫌いです。

 

傑作だと思います。

魔女の花嫁 読んだよ

 

魔女の花嫁 seasons beside a witch (LINE文庫エッジ)

魔女の花嫁 seasons beside a witch (LINE文庫エッジ)

  • 作者:空伏空人
  • 出版社/メーカー: LINE
  • 発売日: 2019/12/05
  • メディア: 文庫
 

 

面白いんじゃないかい!?LINE文庫エッジの手堅く面白いのにイマイチ弾けられてないの何なんだろ??レーベル全体からトレンドを追うというより手堅くライトノベルとして面白い作品を出すというイメージがあり、創刊の挨拶の洒落臭さは消臭されて、確かに面白い。。。と好感あるのだが。

 

結構、自分はおねショタモノが好きだと思ってたんすけど、意外と好きでは無い事が気づいて。僕ヤバ読んでて気づいたんだけど。あっ。。。単純にでかいおんなとちいさいおとこのラブコメが好きなんだと。まぁそっから霧がレガイア伝説ばりに晴れてくんだけど。レガイア伝説やったこと無いんだけど。

 

まぁこの作品は、そんな自分の好みにニアリーなところをついてきて大変楽しめた。

 

後、この作者の作品を初めて読んで、バリバリの西尾維新チルドレンの血脈を感じた。ぶっちゃけ西尾維新は、あまり好きな作家じゃないんだけど。文章の面でそこを感じて、別に嫌な感じはしなかった。と言うようなネガティブ寄りのポジティブじゃなくて。普通に良いな!!て感じで好きでした。

 

作風全体から落ち着いた雰囲気があって。何というか別に劇的な展開が無くとも(作中にそれが有るか無いかって話ではなく)、ドラマが作れてる感じが結構シンプルに好きっす。

 

ラストのタイトルの回収をするときのさりげなさが、良いっすね。

ライトノベル好きな人におすすめの一般文芸2(ミステリ偏り気味)

やってくぞー!!今回はミステリ多め、ハヤカワ有りの甘めで選出するぞー!!

 

いきまっしょい

 

1.リップステイン

リップステイン (双葉文庫)

リップステイン (双葉文庫)

 

長沢樹が好きなのです。伝奇ぽさや映画撮影。渋谷にいる不思議な女の子。キス。等々ライトノベルだー!楽しめるギミック多数。ミステリというよりライトノベルだー!!的楽しみ方多数。長沢樹の作品はタイトルからツボなんだよね。おすすめ

 

2.蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

  • 作者:恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: 文庫
 

大本命。別に感動するシーンでない何気ない所でも涙が止まらない。本当に止まらない。熱く優しい、ロマンチックなピアノコンクールの物語。実写映画も大変良かった。恩田陸、最高傑作はガチでこれ。涙がガチで止まらない。大本命におすすめです。

 

3.殺す風

殺す風 (創元推理文庫)

殺す風 (創元推理文庫)

 

登場人物、全員性格悪いです。けどそんな皮肉さ意地悪さの会話劇がここまで突き抜けると爽快さが生まれるという不思議な読み味。マーガレットミラーは間違いなく天才。こんな物語を書ける人間にこそ天才て言葉を使いたくなるな。

 

4.天帝のはしたなき果実

天帝のはしたなき果実 (幻冬舎文庫)

天帝のはしたなき果実 (幻冬舎文庫)

 

正直、熱狂的ファンがいるのも納得するし。シンプルにめちゃくちゃ面白いんだけど。誰かと本屋行った時に、これめちゃくちゃオモロイから読めよと言うには、私は勇気が足りない。怖い。あらすじに書いてある通り、青春とSFと幻想。そして本格ミステリが混ざり合ったのか、互いに爆発しあってるのか分からん。すげえもん読んだなとすげえ面白かったなとパロネタもいくつかあったなが残る。

 

5.タックタカチシリーズ

スコッチ・ゲーム (幻冬舎文庫)

スコッチ・ゲーム (幻冬舎文庫)

 

ブコメもあるしキャラも魅力的だし正にライトノベル好きに自然体でおすすめできるシリーズ。けどたまにストーリーの人間のいやらしさが、しんどい。けどそれが良い。とりあえず一番のおすすめはスコッチゲーム。理由は百合だから。ガハハ。

 

6.機龍警察

機龍警察〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

機龍警察〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

 

リアル警察モノロボットアクション。雑に言うと踊る大捜査線パトレイバーの系譜好きならおすすめ!!。。。て言葉で片付けるにはパイロット三人がそこそこアクが強いので。。。私は、自爆条項までしか読んでないけど。。。まぁ間違いなく面白いです。

 

7.ヒッキーヒッキーシェイク

ヒッキーヒッキーシェイク (ハヤカワ文庫JA)

ヒッキーヒッキーシェイク (ハヤカワ文庫JA)

 

話題だったから読んだ。そして話題にならなかったら多分読めてなかったんだと悲しくなった。何かしらに能力が長けてる引きこもり達がすげえ事やろうぜ的なストーリーだけど、全然その目指してる方向へと行かない。それだけど最終的には、アッ良いよねに落ち着く。オモロイ物語でした。

 

8.ネガティブチェーンハッピーエッヂ

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

 

ライトノベル好きにおすすめの一般文芸で滝本竜彦おすすめすんの何かズルくない?て位には、まぁライトノベル好きにはウケるし、読んでるよね?てレベルの作品。けどやっぱりこの作品を読むときにはフラワーカンパニーズの深夜高速を聴きたくなるよね?既読者なら分かるよね?このキモチ

 

 

まぁ今回は8作くらいで。勢いでいくの疲れたので。

ライトノベルのお話でした。さいならー。

この想いは呑み込みなんかせず笹舟に流し、車輪を回すぜ天の川

メモ

 

 

探偵はもう、死んでいる。 (MF文庫J)

探偵はもう、死んでいる。 (MF文庫J)

 

小戸森さんは魔法で僕をしもべにしたがる (ポルタ文庫)